1971年制作 高見澤文雄 もえる写真 No.3 現代アート 草間彌生 奈良美智

Fumio Takamizawa

高見澤文雄は、実に様々な表現形態を試みてきた。
７０年代にテープ、ヴィデオ、写真といったメディアを用いることから出発し、ドローイングをほどこした鉄板、シルクスクリーン、石膏などを積み重ねる作品へと移行し、ポリエステルや水性塗料、アクリル絵具を手指を使って塗り重ねる作品を経て、１９９３年１０月以降、筆で油絵具を塗っていく「絵画」にたどり着いて現在に至っている。

初期の代表作《柵を越えた羊の数》(第11回日本国際美術展、1974年)は、寺山修司が『現代詩手帖』で「新しい『複製芸術』の可能性に挑んだものだった」と述べたことが、この作品を有名にしたともいえる。

1990年代から現在においては、徐々に指を使った作品から筆で塗り重ねる作品へと移行していく。
時代ごとにさまざまな方法、手法で自らのテーマを表現し続けている高見澤については、これまで谷新や本江邦夫など、多くの著名な美術評論家が彼について高く評価してきている。

技法:フォトグラフ
額：41cm ：52cm
画：25cm ：39cm

箱有 状態良好 額装 直筆サイン 古い割に綺麗です。

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